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2年普通科普通 修学旅行宮城コース 第2日

 10月9日(水)、この日は語り部ツアーから始まりました。語り部の宮川さんが南三陸町立戸倉中学校、五十鈴神社と戸倉小学校、高野会館、モアイ像をご案内くださいました。

 旧戸倉中学校については、前日に南三陸311メモリアルの証言映像の中で震災時の様子を学んでいました。実際に訪問し、津波が押し寄せてきた時に、人々が駆け抜けた校舎と山林の斜面を目の前に、生徒は言葉を失いました。建物の時計は当時の時間のまま止まっていました。

 バスを走らせ、志津川湾南岸沿いの戸倉小学校跡地に向かいました。当時、校長先生の適切な判断により、91名の児童と教職員の命が救われたそうです。高台にある五十鈴神社ではなく校舎屋上にもし避難していたらいたら……と考えながら戸倉小学校の跡地を見つめました。

 高野会館は、建物の内側がボロボロのまま残されていました。震災時の「津波浸水深」を示す青い標識は、真上を見上げなければなはないほどの高さで、息を飲みました。実際には、打ち寄せる波の高さにより、標識の高さを超えて、屋上に逃げた人々の足が水に浸かっていたそうです。

 最後に復興を願うモアイ像を訪問し、語り部ツアーを終えました。

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 次に、南三陸ホテル観洋の女将 阿部憲子さんから震災時から震災後の取り組みについてお話を伺いました。阿部さんは震災時にホテルにいた人々をホテル上階ではなく屋外の高台へと急遽避難させたそうです。その後、避難所として600名の被災者の受け入れ、また4ヶ月の断水にも耐えました。ここは公共の避難所ではなかったため、物資の供給が少なく苦しい状況でした。そんな中、高齢者の引きこもり防止や子供の学びのために様々なイベントを企画しました。また、震災による人口流出を防ぎ、町を盛り上げるために、尽力されました。そして、被災した建物の保存活動、震災伝承にも力を注いでいらっしゃいます。女将さんの「自分のことは二の次」とおっしゃる凜とした姿とその行動力に、生徒は驚くばかりでした。

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 昼食後は、石巻市かわまち交流センターにて、弘田さんと交流をしました。

 弘田さんは「NPO法人きっかけ食堂」で東北の食イベントの開催など、「フィッシャーマン・ジャパン」では人材育成、水産業事業のコーディネートなど、多岐に渡り活動をされています。今は父親コミュニティづくりも行わられています。弘田さんからの「問い」に向き合いながら、自分らしさについて考えました。また、石巻市と女川町の海沿いを見比べ、防潮堤により津波から命を守ること、防潮堤を作らず景観を守ることについても考えました。

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