学校案内

ごあいさつ

広島市立舟入高等学校のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。

舟入高等学校は、大正10年に創立された広島市高等女学校をスタートとし、広島市立第一高等女学校、広島市二葉高等学校、さらに現在の舟入高等学校と、何度も生まれ変わっています。また、昭和20年の原爆投下の際には676名の教職員・生徒の尊い命が犠牲となりました。その記憶を受け継ぐため、現代的な校舎の正面には、被爆で傾いた塀や市女時代の門柱がモニュメントとして残され、8月6日の慰霊祭には多くの生徒が参列します。   

平成10年(1998年)には、21世紀の教育に対応できるよう、コンピュータとLL教室を融合させたCALL教室や100名以上を収容できる国際コミュニケーションホールなどを有する西日本有数の設備を誇る校舎に改築し、また同時に、グローバル社会の中で活躍できる人材育成を目指し、普通科国際コミュニケーションコースを各学年1クラス設置しました。その後、平成13年に韓国大邱外国語高等学校、平成28年にはフランスバルトルディ高等学校と姉妹校提携を行い、コロナ禍の中でもオンラインを通じ、国際コミュニケーションコースの生徒を中心に定期的かつ積極的な国際交流を行っています。

多くの皆様のご支援、ご協力のおかげで、令和元年には、舟入高等学校創立70周年を迎えました。普通科においては現在「総合的な探究の時間」の全面改定に取り組んでおり、また国際コミュニケーションコースにおいては、今年度より3学年を通した第二外国語の履修や開発途上国の学校との意見交流を行う「自分ごと化プロジェクト」など教育内容も刷新し、さらなる魅力の創造に努めています。   

今後も校訓「おのれに徹して人のために生きよう」の下、知性と教養を兼ね備え、予測困難な社会を生き抜き様々な課題の解決に取り組む気概を持てる生徒を育成すべく、舟入高等学校は進化してまいります。

 

学校長 柳 智子